エシカル消費で人にも地球にも優しい男であり続けたい。

エシカル消費で人にも地球にも優しい男であり続けたい。

「エシカル」という言葉、ご存知でしょうか?

より良い社会作りのため、
人や社会・環境、動物・自然界などに配慮したエシカル消費への関心が年々高まっており、エシカルファッションやエシカル系ショップなども出てきています。

エシカルとは

エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エシカル

エシカルはなんだか難しい言葉に感じるかもしれませんが、誰もが認め合う暗黙のモラルといった意味合いでしょうか。

エシカルという言葉で表現されていますが、徐々に私たちの生活にも身近になってきています。

エシカルの認知度

俺はエシカルという言葉知らなかった・・・そんな方、多いと思います。

消費者庁が10代~60代の男女2,500人に行った調査結果(2016年実施)では、「エシカル」の認知度はわずか4.4%、「倫理的消費(エシカル消費)」の認知度は6.0%でした。

エコ(認知度50.9%)、ロハス(認知度32.5%)といった言葉に比べると非常に低い認知度です。

エシカルはイギリスロンドン発祥と言われていますが、日本ではまだまだ知られていないということが分かります。

エシカル消費

エシカル消費(英語: Ethical Consumption)は、その商品を購入することで環境や社会問題の解決に貢献できる商品を購入し、そうでない商品は購入しないという消費活動を指す。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エシカル

つまり、消費者として、生産の過程や消費後の廃棄に対して意識しないといけません。

消費後については、エコやリサイクルを心がけている方も多いと思います。

では生産の過程はどうでしょうか?
エシカルでない商品とは次のような事を指します。

・動物への配慮がない(痛み、ストレスを与えない)
・限りある資源の奪い合い、枯渇
・劣悪な労働環境(児童、女性、強制など)
・人権問題
・大気、水質汚染
・毒性、安全性がない

などです。

よし!社会貢献にもなるしエシカル消費を始めよう!と思っても、
実際、どの商品がエシカルなの?本当にエシカルな商品なの?という疑問が上がって来ますね。

エシカルファッション

エシカルファッションとは、以下のように生産に関わる人や地球環境に親切な商品を指します。

素材の選定、購入において、テキスタイルであればオーガニックコットンや天然染料のものを使う、皮革であれば食肉の副産物を利用する、浄化システムを完備した工場で作られた素材を使う、金具パーツであれば紛争の資金源になるようなメタルは使わないなど。

企画・デザインにおいて、材料の無駄がでないようなデザインを心がける、大量生産や廃棄を促進するファストファッションではなく、定番のアイテムを企画・デザインするなど。

製造において、フェアトレード(最低価格の保証、フェアトレード・プレミアムの支払い、長期的な安定した取引、前払い、児童労働・強制労働の禁止、安全な労働環境、民主的な運営、労働者の人権を守るなど)や環境負荷の低減(CO2や水を大量使用しない、毒性の高い成分を河川や大地などに排出しないなど)などに配慮する、手仕事や伝統技法を多用するなど。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エシカル

エシカルファッションが叫ばれるようになった背景には「ラナ・プラザの悲劇」という事件がきっかけのようです。

2013年、バングラディシュの「ラナ・プラザ」というビルが崩壊しました(死者1100人以上・負傷者2500人以上)。

「ラナ・プラザ」は欧米のファストファッションの縫製工場がありましたが、このビルは以前から倒壊の危険性があった違法建築だったとのこと。

また、従業員は繁忙期には休日無し、長時間残業(残業代なし)などの過酷な労働環境であったようです。

この事件をきっかけに、ファッション業界では利益再優先ではなく、エシカルファッションへと流れが変わりました。

消費者としても考えさせられる事件です。

私たちが求める商品の裏にはこのような悲惨な現状もあるのです。

エシカルファッションの取り入れ方ですが、

・フェアトレードマークを確認
・長年着ることができるかどうか(すぐに廃棄せず、長年着ようとする意識)

などが挙げられます。

エシカルファッションブランド

People Tree(フェアトレード)

「人も木も地球に生きるすべてがフェアに暮らせる世界に」がコンセプトのファッションブランド。

製品はすべて自然素材を手仕事によって仕上げたもので、

“手仕事”は味わい深い製品を生むだけでなく、経済的・社会的に不利な立場にある人びとに、それぞれの能力を充分に活かせる仕事をもたらし、収入を得る機会をつくると考えられています。

東京では自由が丘と立川の高島屋に入っています。

他にも全国に製品取り扱い店舗があります。

https://www.peopletree.co.jp/index.html

チチカカ(フェアトレード、ハピトレ:ハッピートレード)

エスニックファッションブランド。創業時は南米の民芸品の専門店でした。

例えば、ペルーのタキーレ島ではチチカカジャケットやスカートの製造を行っていますが、5%還元として「有料トイレの設置」や「拡声器と計算機の寄付」などをしております。

ハピトレ5%還元対象商品を購入すれば、エシカル消費実践者と言えますね。

http://kakehashi.titicaca.jp

ハピトレ/チチカカホームページより

timberland

アメリカ発のブランド。ブーツのイメージが強いですね。

ティンバーランドは以下のように宣言しています。

「ティンバーランドの使命は、人々に提供する商品を通じて自然環境を保護していくことです。私たちは、環境にやさしい商品を作り、地域社会でボランティア活動をしていくことでその使命に向かって前進しています。」

創業者が口にしてきた社会的責任と商品の質(丈夫で長持ち、など)はまさにエシカルですね。

https://www.timberland.co.jp

エシカル系ショップ「THREE Life」

オーガニックな商品を中心としたエシカル系セレクトショップ「THREE Life」が2019年11月9日、品川区戸越にオープンしました。

Three Life 外観

「親・子ども・わたし。三世代に渡って、地球にも家族にも自分にも優しいエシカル系セレクトショップ」

「エシカル」「オーガニック」「ナチュラル」の3つをテーマに商品をセレクト。

オーガニック商品を中心とした安心・安全な原材料や生産地へのこだわり、地球環境への配慮がされているコスメやフード、ベビー用品を含むライフスタイルグッズなど約300アイテムを販売とのこと。

取り扱い商品「NSS(Natural Shape Shake)」

どちらかと言うと女性向けショップではありますが、男性にも嬉しい商品があります。

NSS(Natural Shape Shake)

こちらの商品は合成着色料・保存料・人工甘味料不使用、さらにグルテンフリー、ミルクフリーでとことん自然派にこだわった商品。

粉末になっており、水や牛乳や豆乳で溶かして飲むタイプです。

大豆、玄米、サチャインチの3種類のタンパク質を配合しており、朝食に筋肉の元になるタンパク質を気軽に摂取できますね。

これ以外に、人口甘味料、着色料、保存料、香料不使用のFLUXの「TEA PROTEIN」も取り扱っています。

運動後にはしっかりと安心感のあるタンパク質を補いたいですね。

THREE Lifeの情報

住所:〒142-0041 東京都品川区戸越2丁目4-2 フェリースカーザ1階

アクセス:都営地下鉄浅草線 戸越駅 徒歩5分/東急電鉄池上線 戸越公園駅 徒歩7分

営業時間:11:00-19:00

定休日:毎週火曜日

まとめ

今回紹介した以外にもエシカルブランドやショップ、団体など日本でも増えてきています。

エシカルに表されるように、未来のために、地球のために、私たちが出来ることは沢山あります。

まずは身近なところから、1つずつ取り入れていきたいですね。

エシカル系ショップの「THREE Life」は女性に大変喜ばれるお店だと思います。

奥様やパートナーに教えてあげたいですね。

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